自ら動いて身体を使い、遊びたいと思える環境や、大人の手を借りなくても外へ向かっていける環境作りを大切にしましょう。
たとえば、折り紙やのり、クレヨンなどが、子どもの手の届くところにありますか?いつでも好きな時に、子どもが遊べるように環境を整えてあげましょう。
0歳児から、「食べさせる」のではなく、手づかみでも「自分で食べる」ことを大事にしましょう。食べたいという気持ちは生きる意欲です。テーブルが汚れて、大人は大変ですが、「子どもの生きる意欲」を大切にしてあげましょう。
着脱や片付けなど、できることは「自分で」を大切にしましょう。大人がやった方が早いと思う気持ちもよーくわかります。でも、ぐっとこらえて、子どものやる気を見守り、わからないこと、できないことは応援しながら一緒にやりきりましょう。
家族で話し合い、協力して生活を回していくことが当たり前になるように、その年齢でできるお手伝いやみんなのために働くことを大事にしましょう。テーブルをふいてもらったり、お箸をならべてもらったり、ごはんをよそってもらったり。絞りのあまい布巾でふいたテーブルは、ちょっとビショビショになっているかもしれません。お箸はバラバラになっているかもしれません。ごはんは、こぼれたり、ぎゅーっとおしつぶされたご飯になっているかもしれません。でも、上手下手ではないのです。「ありがとう、○○ちゃんがよそってくれたご飯は美味しいよ」「テーブルをふいてくれたから、ごはんがみんなで美味しく食べられるね」など、ぜひほめてあげて下さい。
こどもは大きくなりたいという気持ちをもっています。大人がやってしまった方が早いし、きれいかもしれません。でもなんでもやってあげる事がいいことではないのです。こどもの持っている力を発揮させてあげましょう。子どもは、自分は家族に必要とされているんだ、感じるようになるのです。日々の小さなように見えることが積み重なり、毎日毎日親に認めてもらって、受け入れてもらうことで、長い目でみたときにその子の自己肯定感を高めてくれ、それが生きる力となるのです。
0コメント