食べることは、生きること。食事は文化です。家族で食卓を囲み、心も身体も満たされる時間にしましょう。<乳児>*まだ胃が小さく、一度に食べられる量が少ないため、食事は4回にします。*おっぱいは、赤ちゃんにとっての食事です。新生児は「飲みたいときに、飲みたいだけ」の授乳でよいのですが、少し大きくなると空腹と満腹がはっきり感じられるように間隔を置いて授乳をします。間に白湯をあげましょう。*満腹感、空腹感がしっかり感じられるようになり、5カ月半-6カ月で離乳食が始まります。*離乳食を食べ、昼夜の区別がつき、夜8時間連続して眠るようになったら、夜中の授乳をやめて胃腸を休ませます。*食事内容は、薄味で油や砂糖を使わずに作りましょう。26Jun2018食事育児
幼児の夏の過ごし方夏はこどもの身体が育つ時期です。この暑さの中で、子どもは体温調整の仕方を身をもって体験し、育てるのです。汗をかくことは、自律神経を育てることです。汗をかき、水分をとり、沐浴や水浴びで体温を下げることが大切です。クーラーを使用するときは、子どもには外温より5℃低いのが適温と言われています。また、子どもの身体の70%は水分からできています。熱中症や夏季熱にならないよう、水分をしっかりとりましょう。ジュースやスポーツ飲料、牛乳は避け、水やお茶でしっかり水分補給をしましょう。26Jun2018食事育児
食卓で、人との関わりを学ぶ子どもは食卓で様々なことを学んでいきます。親の姿をみて、真似をしながら、お茶碗への手の添え方や箸の持ち方など上手に食べる作法を覚えていきます。話しのきき方、話出すタイミングといった人間関係を営むために必要な知恵や勘所も身につけます。親たちの話を聞いて、「大人はそういうふうに考えているんだ」と物事の判断基準や価値観も、感覚的に取り入れていくのです。26Jun2018食事
子どもの心を育てる食卓の力親子で食卓を囲み、楽しくおしゃべりをしながらごはんを食べる。こうした当たり前のことが、ここ数年で大きく変化しています。親も子供も忙しくなって、家族がバラバラに食事をとる家庭が増えてきて、「食事は一人でするものだ」=「個食」という感覚が子ども達の中に広まりつつあります。今の子ども達は対人関係能力に欠けるといわれますが、その原因のひとつには、食卓での家族団らんが失われてきたことが考えられると思います。26Jun2018食事
子どもに玄米って食べさせてもいいの?お子さんの離乳食としても、お米は最初に食べさせる食材です。それほどお米は私たちの生活に浸透しているのと同時に、子どもにとっても食べやすく、万人が日常的に食べるのに適した食材といえます。お米の消費量や生産量は日本全体では減少傾向にあるものの、新しく品種改良されたブランド米や、玄米、黒米、雑穀米と、こだわりのバリエーションを楽しむ方は増えています。その中でも、玄米や雑穀米を選ぶ方が増えており、その理由として多いのはやはり「カラダに良さそうだから」というもの。大人がカラダにいいから、と言って食べるものが、果たして子どもにもいいものなのでしょうか?大人と子どもの大きな違いは、子どもは大人と比べて消化器官が未熟なことにあります。卵や小麦、牛乳...23Jun2018食事