食事は文化です。家族で食卓を囲み、心も身体も満たされる時間にしましょう。
<乳児>
*まだ胃が小さく、一度に食べられる量が少ないため、食事は4回にします。
*おっぱいは、赤ちゃんにとっての食事です。新生児は「飲みたいときに、飲みたいだけ」の授乳でよいのですが、少し大きくなると空腹と満腹がはっきり感じられるように間隔を置いて授乳をします。間に白湯をあげましょう。
*満腹感、空腹感がしっかり感じられるようになり、5カ月半-6カ月で離乳食が始まります。
*離乳食を食べ、昼夜の区別がつき、夜8時間連続して眠るようになったら、夜中の授乳をやめて胃腸を休ませます。
*食事内容は、薄味で油や砂糖を使わずに作りましょう。
<幼児>
*食事は1日3回、午後のおやつ1回にします。
*おやつは甘いお菓子ではなく、おにぎり、芋、野菜のおやつにし、お茶や水を飲みましょう。
*子どもの身体は、70%が水分です。不足しないようにこまめに水分補給をしましょう。水分補給は必ず水かお茶で。スポーツ飲料は子どもの内臓に負担がかかるのでやめましょう。
*食事でも水分を取るために毎食、汁物を出しましょう。特に朝ごはんは、ごはんとみそ汁にしましょう。
*加工品を避け、レトルトや冷凍食品に頼らず、安全で旬の野菜を使い手作りしましょう。(加工品やお菓子には、多くの添加物が含まれています)
*野菜(葉物、根菜類)、たんぱく質(肉、魚、豆腐)、海藻類、キノコ類を一日でバランスよく摂りましょう。
*子どもの好むごはんや、肉、魚だけでなく苦手な野菜なども食卓に並べ、親子で「おいしいね」と食べてみることが大切です。
*咀嚼力をつけるために、噛むことを大切にしましょう。食材を細かくせず、年齢に合わせた硬さに調節して作りましょう。
乳幼児期は、はじめての子育ての場合は特に、親も余裕がなく大変なことも多いかもしれません。でも、力をいれるところ、抜くところを見極め、すこしづつできる範囲で育児スキルアップをしていきたいですね。
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