人間が生きていく上で必要な「食べる」「眠る」「遊ぶ(働く、動く)」のシンプルな生活が子どもが育つもっとも大事な条件です。
食べればどんなものでもいい、寝るのは長ければいい、遊ぶのは何でもいいのではありません。どの子も健やかに元気に育つためには、条件があります。大人が考え、努力しなくてはいけません。
「食べる」
第一に安全で、身体が育つときに必要なものは何かを考えて与えましょう。添加物、汚染されたもの、甘いものは避けましょう。
「寝る」
寝る子は育つ、と昔から言われてきました。寝ている間に身体に必要な成長ホルモンをはじめ免疫力、自律神経など体調や健康を支えるホルモンが出ます。いつでも寝ればいいのではありません。20時台に寝る事が必要です。大人でも3日間寝なければ死に至るそうです。
「遊ぶ」
遊ぶ時には相手が必要です。遊びはヒトから人間に成長するために大切なものです。人間のこどもが育つには、機械(テレビ、ビデオ、ゲーム等)では育てることができません。どんな人間に育ってほしいのか、考える大人と育ちあう仲間が必要です。遊びは文化です。どんな遊びをするのかが重要です。
子どもの姿から3つのうち一つでも欠けると身体も日常生活もうまく機能しません。これは子どもの問題でなく、大人の問題です。物があふれ、情報があふれ、子育てが難しい時代です。今、こどもに何が必要か、考えていきましょう。
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