なぜ保育士のことを「先生」と呼ばないの?

さくらさくらんぼ保育を実践している保育園では、保育士のことを「先生」とは呼びません。

保育士は、子どもと共に遊び、生活し、共に育っていく仲間なのです。

子どもも大人も、自分の気持ちや思いをそのまま言っても大丈夫。

この人は先生だから言っちゃいけない、ということがないように。

上下関係ではなく、誰にでも自分の思いを伝えたり、困ったときに言える関係・環境をつくるため、あえて先生と言わないようにしているそうです。


担任のこの人じゃないと自分の思いを言えない、ではなく、この集団の中で困ったら誰でもいいから周りの大人に言えるという関係を作った方が、子どもは楽で幸せです。

安心して、楽な気持ちで、心から解放される場、それがさくらさくらんぼ保育を実践している保育園が目指す場なのです。

こどもと暮らす

子育てについての情報サイトです。 故・斎藤公子氏が発案した「さくら・さくらんぼ保育」についても紹介しています。